「2025年の崖」に伴うシステム刷新とブラックボックス化の解消
プロジェクト情報
- 取り組みテーマ:「2025年の崖」に伴うシステム刷新とブラックボックス化の解消
- 業種:精密機械器具製造業
- 資本金:9,800万円
- 創業:50年以上
- 事業内容:超精密部品の一貫製造および試作開発支援
目次
背景 / 現状
外的要因
●「2025年の崖」への対応:経済産業省が提唱するDXレポートの指摘を受け、レガシーシステムからの脱却が急務となっている。
●システム刷新の必要性:古いIT基盤がビジネス変革の足かせとなるリスクが高まっている。
🔔市場の変化に対応できない古いシステムは、デジタル競争の敗者となるリスクを孕んでいる。
内的要因
●オフコンの老朽化:30年以上稼働してきた基幹システム(オフコン)の保守切れが目前に迫っている。
●システムのブラックボックス化:当時の開発担当者が退職・不在となり、仕様を誰も把握できていない状態。
●保守困難:改修や機能追加が極めて困難で、業務改善が進まない。
今回の取組課題
目的・テーマ:
「レガシー脱却と持続可能なIT基盤の構築」
老朽化したオフコンシステムから脱却し、将来にわたり安定して利用できるIT基盤を再構築する。
→持続可能性の確保
期待する結果:
✓ 属人化した運用を廃止し標準化
✓ クラウドへの移行により保守継続性とセキュリティを確保
→属人化リスクの解消
取組概要:
自社開発アプリからクラウドERPへの全面移行
柔軟な拡張性を持つ最新のクラウドERPへ移行し、ブラックボックス化したシステムを刷新。
→クラウドシフト
提供ソリューションおよび取り組み内容
業務整理コンサルティング
Fit to Standardの推進
特殊な現行業務プロセスをそのまま移行するのではなく、標準機能に合わせて業務フロー自体を見直す整理を提案。
✓ 現行業務プロセスの棚卸しと標準化
✓ レガシー特有の独自ルールの廃止・統合
ハイブリッド構成でのシステム導入
ソルクラ + Kintone連携
基幹業務は「ソルクラfor販売管理」で堅実に、独自の分析ニーズには「Kintone」を連携させた柔軟なハイブリッド構成を採用。
✓ 標準ERPと柔軟なローコードツールの併用
✓ 拡張性の高いクラウド基盤の構築
移行・定着化支援
データ移行と教育支援
オフコンからの膨大な過去データの移行作業と、新しいクラウド環境での操作習得トレーニングを支援。
✓ 30年分のレガシーデータのクレンジングと移行
✓ ハンズオン形式での操作研修の実施
取り組みからの成果
Before
システムがブラックボックス化し、 保守切れへの不安と技術継承の断絶に 直面していた。
After
保守切れの不安から解放され、 インボイス制度等の法改正にも 自動で対応できる体制へ進化。
今後顧客が取り組むべき課題/展望
👉クラウド化により可能となった複数拠点間でのリアルタイムな情報共有を促進する。
👉共有されたデータを活用し、全社的な在庫最適化(適正在庫の維持)へつなげる。