課題解決事例

Problem Solving

Customer Case

リアルタイムなプロジェクト収支(粗利)の可視化

リアルタイムなプロジェクト収支(粗利)の可視化

プロジェクト情報

  • 取り組みテーマ:プロジェクト収支の透明化(リアルタイムなプロジェクト収支・粗利の可視化と「どんぶり勘定」からの脱却を目的とした基幹システムの刷新)
  • 業種:製造業(産業用機械製造業)
  • 資本金:一億円以上の中堅企業
  • 創業:20年以上
  • 事業内容:産業用機械の製造・販売 (顧客ニーズに合わせた仕様変更を伴う「個別受注生産」を主体とし、設計・部品手配・製造などを一貫して行う)

背景 / 現状

外的要因

・顧客ニーズの多様化が進展

・標準機ではなく、仕様変更を伴う「個別受注生産」の割合が大幅に増加している

・市場環境の変化により、柔軟な対応力が求められる一方で、管理コストが増大する傾向にある。

内的要因

・データの分断: 販売データと購買データが別管理システムで分断されている

・集計の手間: 案件(JOB No.)に紐づく設計費・外注費・部品代の手動集計に多大な工数が発生

・どんぶり勘定: 正確な原価把握ができず、最終的な利益が確定するまで不透明な状態

今回の取組課題

目的・テーマ:プロジェクト収支の透明化

・案件ごとの売上・原価・粗利をリアルタイムに把握し、「どんぶり勘定」からの脱却を目指す。
 経営判断の迅速化

期待する結果
・仕掛品の原価を正確に管理
・プロジェクト完了を待たずに損益の予兆を察知できる体制を構築
 赤字案件の早期発見

取組概要
製番管理機能を備えたクラウド基盤への刷新

・旧来のシステムから、案件(JOB No.)と原価を直接紐づけられる最新のクラウドシステムへ移行。
 データ一元化の実現

提供ソリューションおよび取り組み内容

PHASE 1 導入時コンサルティング

高度な原価管理フローの構築

製造途中のコストを「仕掛」として計上し、完成時に一括で売上原価へ振り替える会計ロジックを設計。

・現行業務プロセスのヒアリングと整理
・仕掛品計上の会計基準への準拠確認

PHASE 2 導入システム

ソルクラfor販売管理

製番管理(JOB No.管理)を軸としたクラウド基盤。案件ごとの収支状況を一元管理する中核システムとして採用。

・JOB No.による全トランザクションの串刺し管理
・リアルタイムな原価集計機能の実装

PHASE 3 導入後サポート

データ自動紐付け支援
JOB No.をキーにした仕入・売上データの自動紐付け設定を支援し、入力負荷の軽減とデータ整合性を担保。

・運用定着に向けた継続的なフォローアップ
・現場担当者への操作トレーニング実施

取り組みからの成果

Before

・案件ごとの正確な利益は 決算期まで不明確で、 赤字案件の発見が遅れていた。

After

・日常業務の中で リアルタイムに可視化され、 迅速な経営判断が可能になった。

今後顧客が取り組むべき課題 / 展望

・人手不足が深刻化する中、蓄積された性格な在庫データを経営資源として活用します。
・蓄積された原価データを詳細に分析し、見積精度の更なる向上へつなげる。
・過去の実績データを活用し、AIによる高精度な利益予測モデルを構築する。