プロジェクト情報
- 取り組みテーマ:基幹業務の標準化と独自仕様管理の分離による、高コストなシステム開発の回避とDX基盤の構築
- 業種:特殊設備・産業用機器等の受注生産型製造業
- 資本金:数千万円規模
- 創業:長期の事業実績を有する成熟期企業
- 事業内容:個別ニーズに合わせた高度なカスタマイズを強みとする、受注生産型の開発および付随するエンジニアリング事業
目次
- 1 背景 / 現状
- 2 提供ソリューションおよび取り組み内容
- 3 取り組みからの成果
- 4 💡今後の課題
背景 / 現状
外的要因
●市場のニッチな要望に応えるため、製品仕様が極めて複雑化している
●一般的な販売管理パッケージでは対応が困難な状態
⚠標準パッケージの機能範囲を超えた特殊な仕様管理が求められている。
内的要因
●コストの壁: フルスクラッチ開発を検討したが、数千万円の見積もりが提示された
●ROIの欠如: 投資対効果(ROI)が見合わない状況で、システム化が頓挫しかけていた
🚫独自性は維持したいが、大規模な開発予算は確保できないという板挟み状態。
今回の取組課題/解決へのアプローチ
目的・テーマ:スクラッチ開発の回避
独自要件を捨てきれないが、数千万円規模のスクラッチ開発コストは出せないジレンマを解消する。
コストパフォーマンスの最大化
期待する結果:
✔大手ERPクラスの管理機能を実装
✔中小企業でも導入可能な現実的な投資額で高度な管理を実現
高機能 × 低コスト
取組概要:
ハイブリッド・インテグレーション
基幹機能(パッケージ)とフロント機能(独自開発)を分離・連携させる構成を採用。
「標準」と「独自」の共存
提供ソリューションおよび取り組み内容
PHASE 1 導入時コンサルティング
ハイブリッド構成の提案
コアとなる販売・仕入管理は「ソルクラ」で行い、独自の車両仕様管理や特殊な帳票出力は「Kintone」で柔軟に開発する構成を設計。
✔ コア機能とノンコア機能の明確な分離
✔ 高額なスクラッチ開発の回避とコスト最適化
PHASE 2 導入システム
ソルクラ+ Kintone plus
堅牢な基幹システム「ソルクラfor販売管理」と、高い柔軟性を持つXIT提供の「Kintone plus」を組み合わせたハイブリッド連携。
✔ 独自仕様項目の柔軟な追加・変更
✔ 基幹データと連携した特殊帳票出力
PHASE 3 導入後サポート
ユーザー主導の改善体制支援
将来的な業務変更に対し、システム改修費用をかけずにユーザー自身がKintone側を修正できるスキル移転を実施。
✔ ベンダーロックインからの脱却
✔ 現場主導による継続的な業務改善の定着
取り組みからの成果
Before
スクラッチ開発に 数千万円の見積もりが提示され、 投資対効果(ROI)が見合わない状況だった。
After
スクラッチの 数分の一の費用(月額数万円)で、 自社のこだわりを反映したシステムを構築。
💡今後の課題
Kintone側に蓄積された顧客の個別要望データを詳細に分析する。
🚀分析した要望データを、新製品開発のヒントとして活用し競争力を強化。